画像外部管理化について

売買くんver2.00より、物件台帳データベース内に持っていた図面や外観写真などの画像情報を
台帳データベースとは別のフォルダに保存し、台帳とリンクする外部管理化を実現しています。
これは画像情報を台帳データベース内にもっていることで起こっていた下記の問題への対策です。
(問題点)
・画像情報はデータサイズが極端に大きく、データベース自体のサイズが巨大になって動作が
 遅く、不安定になりがちだった。
・データベースエンジンであるファイルメーカーProの基本制限事項としてひとつのデータベースの
 サイズが2GB(ギガバイト)までとなっており、それを超えて保存することができない。
 (画像サイズにもよりますが、平均的に物件1000件程度で上記サイズ制限に達することが多いです)
・データベース内に持っている画像はコピー&ペーストなどをしないと転用ができず不便だった。
●画像外部管理化では


画像外部管理化はプログラムで行う処理ですので、自動的には行われません。
通常は従来どおり、画像をコピー&ペーストで売買くんの物件台帳詳細画面にある図面欄に
張り込んでいただく形です。
画像が外部に保存されるタイミングは・・・
・メニューバーにある「スクリプト」より、「画像データ外部管理化」を実行する。
・WEB版の場合は物件台帳のリスト画面より「画像送信」を実行する際に「画像データ外部管理化」が行われる。
画像外部管理化の動きは、物件台帳内にある画像情報を取り出し、物件番号情報を付加して別の
フォルダに保存した後、物件台帳の所定の欄と外部フォルダにある画像をリンクさせるという処理を
行います。
上記の画像の保存は1画像ごとに行う必要があり、また処理のタイミングを合わせるために
1図面あたり約4秒の待ち時間を設定して自動実行します。
このため、数多くの画像をもっている台帳では処理に大変時間がかかる場合があります。
(1物件あたり最高6画像 × 4秒 × 物件数)
ただし、一度外部管理化された画像は再度外部管理化処理をするときには読み飛ばして行いますので
処理時間が短縮されます。
●一度外部管理化した画像を差し替える場合
物件台帳の詳細画面で外部管理化した画像を差し替えて別のものにするときには
詳細画面で差し替えたい画像をコピー&ペーストで貼り付けた後に、その図面欄にある
「再」の文字をクリックしてください。再び外部管理化で取り出すことができ、差し替わります。
●外部管理している画像と台帳のリンクを再構築する(画像データ外部再リンク
別記事にて説明いたします。

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