売買くんは弊社S&Pシリーズの後継バージョンとして2006年より
リリースしております。
すでにS&Pシリーズをお使いのお客様が「売買くん」にアップグレードされる場合
S&Pに入っている物件や顧客などのデータを「売買くん」に移行してご利用になれます。
またS&Pから売買くんへアップグレード、移行を行ってもS&Pはなにも影響されずに
そのまま残ります。
S&Pから売買くんへのデータ移行方法
売買くんVer2以降では簡単にバージョンアップしてデータを移せる機能を搭載しておりますが
残念ながらS&Pではデータを移行用に取り出す処理を内蔵していないため、下記の手順による
手動移行が必要です。
1.S&Pを開いて最初の画面より「業者用」にある「売物件」にて物件台帳を
開き、物件台帳画面にて「全レコ」ボタンをクリックしてください。
2.そのまま物件台帳画面にある「顧客」ボタンクリックで顧客台帳に切り替えて
「全レコ」ボタンをクリックしてください。
3.追客情報を入れている場合は顧客詳細画面より追客の明細を表示させて
メニューバーの「選択」最上段にある「全レコードを対象に」を選んでください。
(追客情報を入力されていない、または移行しない場合は省略可能です)
4.ホームに戻り、「業者データベース」ボタンにて業者台帳を開き、「全レコ」ボタンを
クリックしてください。
5.ホームに戻り、「自社情報設定」にある「校区」ボタンにて校区台帳を開き、メニューバー
の「選択」最上段にある 「全レコードを対象に」を選んでください。
(自社情報設定に校区ボタンがない場合は省略してください)
6.以上が完了したらS&Pを閉じてください。
7.売買くんを起動して物件台帳よりメニューバーの「ファイル」>「レコードのインポート」
>「ファイル」にて表示された「ファイルを開く」窓にてS&Pが入っているフォルダの
「S&P_3v1.FMR」を指定して「開く」ボタンをクリックしてください。
次に出てくる項目選択の窓で右上にある表示順を「照合名順」に切り替えて、「新規レコード
として追加する」の項目に黒丸マークがつくようにクリックして「インポート」ボタンをクリック
してください。
8.「インポート中、入力値の自動化オプションを実行する」にチェックを入れて「OK」ボタンを
クリックしてデータを取り込みます。(物件情報)
取り込みが済みますと売買くん物件台帳に取込済みの物件一覧がでますので、左端にある
グレイ欄の件数をご確認ください。
9.次に売買くんの顧客台帳を開き、メニューバーの「スクリプト」>「S&P3v1の顧客データを
インポート」を選択するとファイルを聞いてきますので、S&Pが入っているフォルダの
「S&P_C.FMR」を指定してください。顧客情報が取り込まれます。
10.(3.を省略した場合は10.も省略してください)
売買くんの顧客台帳のリスト画面にてそれぞれの行の左端にある黄色丸印をクリックして
顧客詳細画面にして左下欄にある追客日誌をクリックして種別欄に一文字入力して左の黄色丸印を
クリックしてください。追客情報の詳細画面になりますので、メニューバーの「ファイル」>
「レコードのインポート」>「ファイル」にてS&Pが入っているフォルダの「c_data.FMR」を指定して
項目選択画面で右上の表示順を「照合名順」とし、「新規レコードとして追加する」にマークをつけて
「インポート」ボタンをクリックしてください。
「インポート中、入力値の自動化オプションを実行する」にもチェックを入れて
「OK」ボタンをクリックすると追客情報が取り込まれます。
11.売買くんの業者台帳を開き、メニューバーの「ファイル」>「レコードのインポート」>
「ファイル」にてS&Pが入っているフォルダの「S&P_G.FMR」を指定して項目画面で右上の表示順を
「照合名順」とし、「新規レコードとして追加する」にマークをつけて「インポート」ボタンをクリックして
ください。
「インポート中、入力値の自動化オプションを実行する」にもチェックをいれ、「OK」ボタンクリックで
業者情報が取り込まれます。
12.(5.を省略した場合は12.も省略してください)
売買くんの校区台帳を開き、メニューバーの「ファイル」>「レコードのインポート」>「ファイル」にて
S&Pが入っているフォルダの「school.FMR」を指定して項目画面で右上の表示順を「照合名順」とし、
「新規レコードとして追加する」にマークをつけて「インポート」ボタンをクリックします。
「インポート中、入力値の自動化オプションを実行する」にもチェックをいれて、「OK」ボタンクリックで
校区情報が取り込まれます。
以上で、S&Pから売買くんへすべての情報が移行できます。